第83回【7月に注意すべき感染症と新型コロナウイルスワクチンの最新情報】

【オープニング】 【バナナ先生】 皆さん、こんにちは!バナナ先生です。

 

今日の「ハッピー・ラジオ」では、7月に特に注意が必要な感染症と、当院での新型コロナウイルスワクチンの最新情報をお届けします。夏は楽しい季節ですが、いくつかの感染症が流行りやすい時期でもあります。それでは、各感染症について見ていきましょう。

 

【新型コロナウイルスの最新状況】 【バナナ先生】 まずは、新型コロナウイルスについて。特に注意が必要なのは、新たに出現したKP.3株です。この株はオミクロン株から派生したもので、免疫逃避の可能性が高いとされています。感染者数は増加傾向にあり、特にワクチン未接種の方から重症化するケースが報告されています。基本的な感染対策として、室内換気の徹底、マスクの着用、手洗いを続けることが重要です。

 

【手足口病およびヘルパンギーナ】 夏に流行する典型的な病気で、特に小さなお子さんに見られる感染症です。エンテロウイルスが原因で、飛沫感染や接触感染によって広がります。予防には手洗いやうがいが効果的で、感染者との接触を避けることが重要です。

 

【咽頭結膜熱(アデノウイルス感染症)】 風邪に似た症状と目の充血が特徴のアデノウイルス感染症です。飛沫感染や共有物からの感染が考えられるため、公共の場では手洗いや消毒を徹底し、個人のタオルや食器の共用は避けるべきです。

 

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)】 学校や保育園などの集団生活の場で流行することが多い感染症です。高熱や喉の痛みが特徴で、手洗いや咳エチケットを徹底することが予防につながります。

 

【マイコプラズマ肺炎】 「オリンピック病」とも呼ばれるこの病気は、特に今年の夏に注意が必要です。長い間、大規模な流行がなかったため、集団免疫が低下している可能性があります。発熱や全身の倦怠感、乾いた咳が特徴的な症状です。人混みを避け、手洗いやマスクの着用を心がけてください。

【当院における新型コロナウイルスワクチンの取り扱いについて】

 

【バナナ先生】 当院では、2024年6月27日から新型コロナウイルスワクチンの接種を開始しました。XBB.1.5株に対応したファイザー製ワクチンを使用しており、12歳以上の方が対象です。追加接種も可能で、前回の接種から3か月以上経過していれば接種を受けられます。料金は当院では16,500円(税込)ですが、他のクリニックでは料金が異なる可能性があるため、ご確認をお勧めします。

 

【秋の定期接種について】 【バナナ先生】 今年の秋からは、高齢者や特定の基礎疾患を持つ方を対象に定期接種が始まります。これにより、より多くの人々がウイルスからの保護を受けることが可能になります。自己負担は数千円になる予定ですが、詳細は政府からの今後の発表を待ちましょう。

 

【クロージング】 【バナナ先生】 今日は7月に注意すべき感染症と当院での新型コロナウイルスワクチンについての情報をお届けしました。安全で健康な夏を過ごすために、今日お話した予防措置を実践していただきたいと思います。次回も「ハッピー・ラジオ」で皆さんの健康をサポートする情報をお届けしますので、お聴き逃しなく。それでは、健康に、そして安全にお過ごしください。

 

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